退職に向けて諸手続き

退職の意思表示を上司にしました。

 

上司はそうかぁ、という感じ。

 

長く休んでいるので、会社としては辞めてくれて歓迎じゃないかと思うが、

長らくお世話になった部署の上司は残念そうにしてくれた。

 

上司が未だ課長代理だった時代から良く知っている。

時代は流れ、今や部長や統括部長等になっており、皆出世街道をひた走っている。

 

休んでいる間に同期や後輩も課長代理、課長となっているらしい。

皆、順調に出世しておりすごいなぁと感心した。

 

以前は劣等感でいっぱいになっていたが、そうした気持ちも少しやわらいでいる。

辞めるという事も大きいとは思うが、私自身に出世欲等を持ち合わせる能力がないと

思っているからだろう。

 

昔の自分と比べていた時は社内表彰も2度授賞、利益xx億受注獲得などの実績を出しているのだから、出世できるはずなんて考えていた。

 

一人で取ったものではないし、実力かは不明であるのに、うまくいっている時の勘違いは怖いと思った。若さ、自信、すべてがそうさせたのだろう。

 

いい上司に巡り合えたのは事実だ。

上司に意思表示をしてから、本部人事スタッフに伝えらた。

 

基本的には直属の上司とやりとりをするが、上役と最終面談が必要とのことだった。

私が職場にいくと具合が悪くなるため、上司も職場以外で会うか電話で面談にしてくれる配慮をしてくれた。ありがたい。

 

電話でもいいかと思っていたが、上役が対面で実施したいと伝えてきた。

こんな状況にしてしまい申し訳ないとの事だったが、まぁ、半分は労災とか裁判沙汰にならないようしっかりと合意をとっておく事を考えてだろう。

 

会って話をしたが、部署の状況や病気の事等を和やかな雰囲気で1時間半ほど話した。

共感してくださり、さすが聞き上手、話しも論理的で素晴らしい人だと思った。

今の部署は人柄が良い人が多い。とてもいい。

 

その後、、人事に報告され退職に向けた事務手続きを実施中とのこと。

休職中は会社の就業規則にアクセスできず、人事にも直接コンタクトできないのが

不安だ。就業規則は手元にコピーを持っておくべきだと今になって思う。

 

人事に話をしたいと上司に頼んだが、人事が上司を通してくれてとの回答だった。

毎月、100人単位で辞める大きな企業なので、いちいち人事が対応できないのだろう。

 

とは言え、忙しい上司に色々と頼むのは、何か伝言するだけに使っている立場の様で気が引け、あまりきけない。良くないなぁと思うが、まぁ。

 

今は人事からの連絡待ちである。

転職先の入社手続き書類も待ち状態なので、

世話になった人への挨拶を考えている。

 

直接職場にはいけないので、どうするか悩む。

上司にメールで挨拶だとPCメールにしたいが、外部からのメールはしばりがある。

携帯に送るのは少しフランクすぎる気もしたので、手紙とする。

電話も考えたが、手紙で内容を伝えたのちの方が無難と考える。

 

手書きの手紙など出したことがなく、字が汚いのがさらに追い打ち。

けど、自筆で書いてみることにした。

 

PCで書いて印刷して送ると、なんというか無機質だ。

無機質感の出ない方法を教えてほしい。

手書き風のフォントにしても、やはり違う。

 

自筆マシーンで出てくれたらいいのだが、「代筆君」とか。

心を込めて汚い字を書く。

 

何枚も書く。縦書き、B5を一人、2枚程度。

そんなこの頃。