どうしようからの一手

どうしよう思考。

前に進めない、、やる気がでない。

 

そんな時、リワークにてある講義をききました。

普通のことなのですが、

 

何かしてみれば、変化が起きる。

それが動くこと。

 

ただそれだけ。

 

え、それだけ?

 

それだけです。

 

それをきいて思いました。

今のまま怖い怖いより何かしてみようと。

 

まずは、転職活動してみようかと。

受かっても働く体力あるかなとか不安に考えるより、

受かってから考えようと。辞退もできる。

 

まずは社会復帰のための練習と。

リワーク3ヵ月経過・・どうしよう思考

リワークに3ヵ月が経過すると、名前と顔も一致。

 

リワークはだいたい3か月以上いる人が多く、長い人だと1年半近くいる人もいます。

年代も20代後半~50代まで様々。

皆、それぞれのペースです。

 

リワークのプログラムも3ヵ月から半年単位で1サイクルのため、長いと同じ内容を

2サイクル、3サイクルと実施していきます。

 

そういう中で私が目指したのは、

 

人と話ができること

話をまとめることができること

朝いくこと

 

何をいまさらな年代ですが、これができるだけでもいいのです。

朝はつらいです。ナマケモノかと思う反面、体が動きません。

なぜなぜなぜ、だめな自分と考え落ち込みがちですが、

じゃあ、次の日いけるために休んだと思えるよう考え方を

変えていくことが必要。

 

ただ、仕事をすると休むことで周りに迷惑がかかります。

上司は、

つらくても毎日いくことだけ

と言っていました。

 

昔の自分は・・・と話したくなりますが、それは今とは関係ない自分です。

いまの自分は毎日朝いくためにどうするか、そして重要なことは午前になるべく

いれないなど対策をねることでしょうか。

 

3ヵ月以降は少しリワークを休んだ時期があります。

少しだれてしまいました。このまま何やってるんだろう思考がでてきてしまい、

とはいえ、復職で同じ職場に戻る事が怖く動けませんでした。

 

復職期限が迫る、けれど、元の職場に戻りたくない。

どうしようどうしよう。配置転換?どうしよう・・・・。

 

そういう日々がありました。

 

リワーク通いはじめ

リワークに通いはじめました。

 

週2日午前のみからスタート。次第に終日参加、週3日へアップしていきました。

まずは心理プログラムやニュースを議論するプログラムに参加。

とにかく初めは緊張します。

 

なんたって引きこもって、人と話すこと自体におそれがある状態。

会社では朝から夜まで打合せしていた事が多かったのに、

いつのまにか、話す事が苦手に。

頭も働かない、話す言葉に詰まる、となりの人と何話そうなど。

そわそわしていました。

 

少し緊張が強く、攻撃的な感じだったかもなぁと

今思うと感じます。下手な自分を見せてはならない系がでていたのだろうと。

よくないですね。

 

1ヵ月経過し、週5日に変更。

少しずつ、お互いの顔と名前が一致し、どんな仕事していたかも

何となくわかってきます。

 

皆さん、優しく、気遣いできる方が多く、そういう人だからこそ、

病気になるのだろうなと思いました。とても優秀な方もいて、

励みにもなりました。

 

認知行動療法心理療法の講義形式のプログラムは、

通い始めた当初はとても参考になりました。

また、ニュース議論等のグループで行うプログラムは一番面白いと

思います。

呼吸法や運動のプログラムは苦手なので不参加の日も多いです。

 

そんな不参加の日がある私でもスタッフの方は優しく丁寧な対応で

とても居心地が良く、

 

寄り添う

 

という感じを受けました。

 

高圧的な口調の主治医に毎度いろいろと言われていた私としては、

毎日絶対来なさい!などと言われると、行けなくなっていたなぁと

思います。

 

リワークの他の参加者の方も来なかったり、体調を崩して1ヵ月来なくなって、

また参加した際にも、優しく声をかける程度で理由などききません。

 

話したくなったら、聞きますし、

お互い根掘り葉掘り聞かないのが暗黙のルールです。

たまに病歴、出身大学や会社、役職の事などを細かく聞きたがる人も

いらっしゃいますが、それはどこでもそういう人はいるなぁと思っています。

 

そういうときは、

それは話せないです、とか、話したくないです。

と正直に言っている方が多いです。

 

まぁ、みな、基本的にやさしく紳士的なのでいざこざは起きる事がないです。

私のいた限りは。

リワーク探し

行きたくないなりに、まずはリワーク施設を探しました。

 

参考にしたサイトは

うつ病リワーク研究会

・口コミ、ブログサイト

 

そこから選んだ候補は、以下の通り。

1:東京都立中部総合精神保健福祉センター京王線八幡山駅

2:マインズタワーメンタルクリニック(新宿駅)

3:あいクリニック神田(神田駅)

4:メディカルケア虎ノ門虎ノ門駅

5:Medical Switch in clinic(渋谷駅)

6:晴和病院牛込柳町駅

 

私の条件としては、以下の通り。

・家から30分~40分程度。通勤練習を兼ねるため近すぎない事。

・雰囲気がいいところ。スタッフの方の対応にて。

・施設的にきれいなところ。明るいところ。

・プログラムをみて判断。グループで話し合うなどのプログラム有無。

 

あくまで私個人の意見ですが、各施設の感想。

1:東京都立中部総合精神保健福祉センター京王線八幡山駅

→見学に行きました。施設は古い感じ。

 ただ、公立なので可もなく不可もないプログラム。

 若干、プログラム内容が料理・絵等、働く人だけではなく

 まんべんなく実施している感じを受けました。あくまで個人意見ですが。

 

2:マインズタワーメンタルクリニック(新宿駅)

→見学行きました。場所はとてもいいと感じました。

 人数も15名程度です。施設もきれいですが、地下なので

 窓などはない感じでした。

 あとは運動というか、新宿の街を散歩する事、昼は買って

 室内で食べるという点以外は標準的なプログラム。

 スタッフの方の対応も丁寧でよかったのですが、

  

3:あいクリニック神田(神田駅)

→評判がよさそうだったのですが、神田という場所柄、

 断念しました。主治医のおすすめのとこ。

 

4:メディカルケア虎ノ門虎ノ門駅

→こちらも評判はよさそうですが、口コミなどを読むと

 かなり厳しめ。プログラム含めタフな内容との口コミが結構ありました。

 こちらに通った方と話す機会があり、聞いてみると、

 かなりオフィスワーク傾向が強いとのこと。

 遅刻などにも厳しく、こちらでリワークプログラムを達成できれば

 かなり自信につながるかなとの事。

 主治医もおすすめ。良いなと思いました。

 

5:Medical Switch in clinic(渋谷駅)

→場所良し、評判もまずまずです。

 スタッフの方の対応は良かったです。

 プログラムも標準より良いかなと感じました。

  渋谷ならここかなと思いました。

 雰囲気は少し厳しめくらい。

 

6:晴和病院牛込柳町駅

 →見学に行きました。スタッフの方の対応もよかったです。

 施設は古いですが、汚いという印象はありませんでした。

 公立の施設より良いと感じました。

 プログラムも標準的なものでした。

 雰囲気も虎ノ門の様な厳しい感じではなく、穏やかな雰囲気でした。

 主治医もおすすめ。

 

以上の施設から一つ決めて通うことにしました。

生活記録

減薬を行うこと6ヵ月、日々の生活記録をつけ、

恥ずかしながら、

 

朝8時起床:OK

買い物:OK

子供送迎:OK

夕食づくり:NG

図書館:NG

 

と日々の出来事をチェックしていきました。

毎日、子供の送迎は頑張ると決めると、他の事がNG。

そんな事が3ヵ月ほど続きました。

 

次に、、、

 

電車に乗る:OK

新宿・渋谷:NG

 

など少し距離をのばすこと、人混みにいけることをチェックしていきました。

その時期も話すのはほとんど家族のみ。ひきこもりだなぁと思い、

新聞やヤフーでは中高年の引きこもりが社会問題と。。

 

まさに、わたし。あーーーーー、と思いつつ、まぁ、他にも辛い人は

多いのねと深刻に考えないように努めました。

 

そして、主治医からリワーク施設にいくようにと。

はじに思ったこと。

 

行きたくない!

ぐるぐる思考

エンドレスなぐるぐる思考。

 

これが多かった。

 

劣等感、罪悪感からくる、

 

もうだめだ、死んだ方が良い、どうにもならない、終わりだ、

 

考えれば考えるほど出てくる。

 

今頃、会社の人たちは。。。。などなど。

 

とにかく不安につながるすべての事を考えてしまう。

とまらないのだ。。

 

布団から足も出せず、トイレにいくだけ。あとはぐるぐる。

いつのまにか誰とも話さず、会話することに疲れ、人に会うことに疲れ、

怖い、おそれとなる。社会から孤立していると感じてしまう。

 

これがいつ終わるのか、終わらせたいと思い希死念慮

私はこれを1年半近く続けていました。

 

その当時から無駄な時間だと思っていましたが、何もできませんでした。

判断力、体力も落ち、昔の自分と比べてしまう。。

所謂、負のサイクルです。

 

これを抜け出すきっかけは、、

時間×子供のため

という2つの事でした。

 

あとは、ある程度の割り切りです。

年収や仕事内容にこだわりをすて、

一からやってみるかという思いでした。

 

休職期限

長時間労働、過度なストレスにより体調を崩し、2年半お休みをしています。


休職の期限は3年間。かなり恵まれていると思います。


家から出れない、起き上がれない、電車に乗れないなどの状態からリワーク に通えるまで回復し、転職活動まで出来るようになりました。


幸運にも転職活動にて2社から内定をもらう事ができ、現在、その内の1社で再度働きはじめる事を決断しました。


同じような境遇の方に参考になればと思いブログをはじめました。これが良い道かは分かりませんが、1つの方法として参考にしてもらえればと思います。